抗うつ薬使用の注意点 -2




●躁状態になる

うつ状態の患者に抗うつ薬を投薬すると、躁状態になるというものです。これは疫学上の反証はありますが経験的によく知られています。

そのほか、抗うつ薬を服用すると気持ちが明るくなるということで、抗うつ薬を「ハッピードラッグ」として服用する例が最近では増加しています。前向きに生きる姿勢を促すことを目的とするためか、それでも抗うつ薬の作用は非常に複雑であり、深刻な副作用をもたらすこともあります。安易な服用は脳の機能に変調をもたらす危険もありますので必ず専門の医者の判断に基づいた処方に頼るべきです。

うつ病の治療のうち、特に内因性うつ病の場合は、その重症度にかかわらず投薬治療が行われるのが一般的ですが、抗うつ薬を用いない治療法もあります。軽症の場合などは特に、カウンセリングといった精神療法のみが用いられることもあるようです。


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